略奪婚のその後は幸せになった人はいる?略奪愛の気になる末路まとめ

略奪婚その後

不倫恋愛をしていて、この人こそが運命と思うなら次に望むのは結婚です。不倫の場合、相手は既婚者ですので、それは略奪婚ということになります。

略奪愛は、行きつくまでにたくさんのハードルがあり、それを乗り越えた先でも通常の結婚にはない障害がまっています。

略奪愛で幸せになることができるのか。幸せになるためにはどうすればよいのかについてみていきます。

 

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略奪婚で失敗する理由

略奪婚は一般的に幸せになれる可能性が低いとされています。略奪婚に至るにはかなりのエネルギーが必要です。築いた家庭を手放してまで一緒になった二人がなぜ、最終的に幸せになれないことが多いのでしょうか。

略奪婚が失敗に終わる理由についてみていきます。

 

①恋は盲目だった

既婚者がよく口にする「恋愛と結婚は別」それは、本当です。大きさの差はあれど恋愛がなければ結婚には行き着きませんので、完全に切り離せるものではありませんが、やはり恋愛と結婚はちがうものです。

恋愛は情熱的でときめきなどを伴うものですが、結婚は穏やかさがメイン。「私は幸せ」と大声で叫びたくなるのが恋愛だとしたら、しみじみと「幸せだな」とかみしめるのが結婚です。

不倫は恋愛です。精神的、肉体的に熱く惹き合いその熱量に醍醐味があるもの。実生活に移行すればそれは徐々に色褪せていきます。

恋愛の相手として魅力的だった彼は、夫として同様の魅力を発揮するとは限りません。

恋は盲目で、恋愛時代には見えなかった夫としての彼の資質や、あなた自身が求めていたものとのギャップから、略奪婚が失敗に終わることがあります。

 

②相手の浮気癖が治らない

浮気や不倫は、たまたまその人と出会ってしまったから起こるという要素と、本人がそもそも浮気ができるタイプであったという要素とが重なって起こります。

男は浮気をするもの、という考えはあります。しかし、ちょっとした気移りはあってもしっかり女性と交際するいわゆる「不倫」をするかどうかは、その男性の資質によるところが大きいもの。

彼は、あなたを愛しているしあなただから不倫をしたというのは本当です。しかし、彼が「不倫ができる男」である以上、また誰か魅力的な女性に出会えば浮気をする可能性はあります。

略奪婚の失敗で多く聞かれる理由のひとつは、再び彼が浮気をした。もしくは、女性側が不倫に走ったというもの。

相手の浮気癖や女性側の不倫癖で略奪婚が崩壊してしまったという事例がみうけられます。実際に浮気や不倫が起こらずとも、過去に自分と不倫をしたという実績から信頼関係が築けず、結婚が失敗に終わるということがあります。

 

③嫉妬心や理不尽さを払拭できない

通常の再婚などでも、前妻や子どもについての嫉妬心がトラブルの種になることがあります。略奪婚の場合、無理やりに引きはがしたという負い目もあって、余計に嫉妬やもやもやとした気持ちを抱えることが。

前の家族に対して、経済的に支援をしていたり、何かにつけて気にかける夫の行動に理不尽さを感じることもあります。

現時点で、彼は自分の夫であり自分たちの子どもの父親であるのに、なぜ前の家庭にこだわるのかと腹立たしく感じることも。

夫からすれば、捨ててしまった家族への罪滅ぼしや責任なのですが、略奪をした側からすればそれが夫の執着に感じられたり、夫が前の家族に再び戻ってしまったらどうしようという気持ちにつながり、夫婦に亀裂が生じていきます。

 

 

略奪婚で成功する方法

略奪婚は、失敗事例がたくさんあります。しかし、一方で愛を貫き幸せにいるカップルもたくさん存在します。

略奪愛で幸せを得ているカップルには特徴があります。不倫、略奪を経て幸せになれる二人の特徴と方法についてご紹介します。

 

①自分たちだけの形をつくる

情報過多の現代、何かうまくいかないことがあると、他人と比べてしまうことがあります。世間で言われる幸せのロールモデルにとらわれすぎて、そこから離れていると不安になることも。

本来、人生や幸せの形は人それぞれです。人の数だけ、カップルの数だけ人生や幸せの形があります。「○○こそしあわせ」という定義はこの世に存在しないのです。

略奪愛で成功しているカップルは自分たちの人生をほかと比べず、目の前の幸せを大切にしています。「もっと○○であれば」「なぜ彼は○○してくれないのだろう」と考えずに、二人が一緒になれたことそのものに幸せを感じています。

自分たちの形こそが一番、二人に適した幸せだと思えると略奪婚は成功です。

 

②お互いの過去に踏み込まない

20代でお互いに初婚の状態で結婚し、そのまま数十年を過ごしているなら、自分の過去と相手の過去はほぼ重なっています。

しかし、ある程度の年齢になってからの結婚や、再婚であればそれぞれに過去を背負っている状態です。略奪婚であれば、彼には前の結婚があることはあなたも重々承知のはずです。

過去は消せるものではありません。過去に嫉妬したり、過去の行動から何かを推測して苛立ちを覚えても意味がありません。

彼を愛していて、一緒にやっていくと決めたのであれば、過去のある彼を丸ごと受け入れるのがベスト。彼の過去をあなたのものにすることはありませんが、過去のある彼を認めなければ幸せはありません。

過去があるのはお互い様。それを持ったもの同士が結ばれ幸せになろうという気持ちがあれば略奪婚は成功します。

 

③相手を信じてとことん愛する

既婚男性は、略奪婚をするために離婚という大きな壁を乗り越えています。離婚は想像以上に大きな出来事であり、気持ちや体の負担になります。もちろん、社会的、経済的にも打撃を受けているでしょう。

そこまでして、成就した略奪愛です。彼が、辛い思いをしてでも手に入れて良かったと心底思えるようにとことん愛しぬくことが略奪婚、成功のカギです。

結婚生活は、努力なしには継続はできません。単純に彼から降り注がれる愛を待っていても、幸せはつかめないでしょう。まずはあなたが彼を真剣に愛すること。彼をなにより優先すること。彼の癒しであり戻る場所でいることで、本物の夫婦になっていきます。

過去のことや、彼の現在のちょっとした行動に不審を抱かず、とにかく彼をしっかり愛することで幸せになることができます。

 

 

略奪婚を目指すときに考えておくこと

不倫の恋を始めたときは、ちょっとした遊び心だったということがあります。場合によっては最初からいつか彼と結婚したいと考えていたかもしれません。

どんなに愛し合っていても略奪婚は、簡単ではありません。また、成就してそれを継続させることはもっと大変です。

いざ、略奪婚を目指そうとするならその前に、考えておくべきことについてみていきます。

 

①本当に運命?不倫マジックについて

「運命の恋」そう聞くだけでわくわくし、気持ちが高揚します。手にしている恋は、今まで経験したものとは全く違い、特別であると感じるならそれは、運命の恋なのかもしれません。

しかし、不倫の場合は本当にそれが「運命」であるか慎重に見極める必要があるでしょう。

まず、既婚者との禁断の恋という時点で、特別感があります。たくさんの制約があっても好きが変わらないことが、特別である気がします。全てを放り出してでも一緒にいたいことは、まさに運命だと感じるかもしれません。しかし、それらはすべて不倫ゆえの特別感です。

吊り橋効果と同様、不倫には特有のマジックがあり、それによって「運命」を疑似体験している可能性があります。

今ある恋を運命だと感じているのであれば、彼がもしシングルだったとしても同じことを感じそうかどうか、一度、冷静に考えておくとよいでしょう。

 

②経済的には大丈夫なのか

あなたが彼との結婚を望んでいて、彼も同様であるとします。その気持ちが本物であってもそれだけで結婚はできません。

彼があなたと結婚するために離婚をするなら、養育費や慰謝料、住宅ローンなどたくさんの負債を持つ可能性があります。会社によっては、ペナルティとして更迭人事や以降の出世が望めないこともあります。

愛があればお金なんて、というのは結婚前の妄想です。結婚生活がスタートすれば、すぐにお金は必要です。

経済的に逼迫すれば、人間の本音が現れます。どんな状況でも彼を支えると思えるのか、それとも不甲斐ない彼に見切りをつけたくなるのか。

略奪後の生活が苦しい、またはあなたががんばらなければならない状態になっても幸せと感じられるのか、考えてみることをおすすめします。

 

③味方は夫だけ

女性は特性として、仲の良い味方を持っておきたいものです。その相手は、友人であったり姉妹や母親などであったりします。

略奪婚をした場合、そんな味方を失ってしまうことがあります。

不倫は世間的に良いものとはされませんが、もっと厳密に、不倫を許せる人と許せない人がいるのです。

自分は不倫はよくないと考えているが、そういうこともあるだろうと思える人と、なんであっても不倫は汚らわしい、聞きたくもなという人がいます。

あなたの味方だった人が不倫拒否派であったなら、略奪婚をすれば関係の継続は難しくなります。

略奪婚をした後、味方を失っても後悔せず夫だけを見つめて生きていける覚悟があるのかどうか、想像してみてはいかがでしょうか。

 

 

体験談!略奪婚、それからのこと

略奪婚を成し得た先人たち。彼女たちのその後が気になります。幸せをつかんだのか、それとも思うようにいかなかったのか。

略奪婚の体験談をリアルに語っていただきました。

 

①自分たちの人生

不倫だった彼と結婚しました。彼とは離れていても一緒にいるような不思議な感覚が交際時代からあります。私としては略奪できると思っていなかったので、どこかでいつも諦めていました。でも、彼の嫌なところをみても結局、許せてしまうというか、受け入れられる、そんな相手でした。

いろいろあって略奪婚が成立しました。経済的な理由から彼の前の妻は、彼の会社で今でも働いています。そして、子煩悩な彼は週に二回の塾の送り迎えをして前の家を訪問しています。

人に言えば、それっておかしいと言われそうですが、彼は彼なりに考えてそうしているのだと思います。まったく気にならないとは言いません。でも、彼の気持ちは私に向いていますし、現在の妻は私。

不器用な彼ですが、そんなところを愛しています。彼と一緒になれて幸せ。これからも大切にしていきます。

 

②我慢の限界

私たちは略奪婚ですが、彼の元妻には子どもがいなかったし、比較的スムーズに結婚できた方かな。

結婚してわかったのは、彼がモラハラ気味なこと。細かい性格で家事など自分の思うようになっていないと、嫌味な言い方でなじってきます。洗濯物の干し方で、育ちが悪いと言われたときはカチンときました。

略奪してまで手に入れたからと我慢していましたが、日々夫のことが嫌いになっています。

はっきり言えば、私は結婚前、モテた方です。わざわざ、再婚のこの人を選ばなくても、もっとよい人からのアプローチはありました。

私の見る目がなかったんです。どこかの時点で離婚するつもりです。

 

 

略奪婚で幸せになれるかどうかはあなたしだい

略奪婚について、略奪婚が失敗に終わる理由や、本当に幸せになれるのかについて事例を交えてご紹介しました。

略奪婚は失敗例もたくさんありますが、成功例もあります。失敗、成功にはそれぞれの考え方や行動が大きく関係しています。

どんな結婚であっても、運命だけに任せていては、幸せをつかむことはできません。前向きに努力することで、本物の夫婦になれるもの。

結婚に至るまでの出来事は、全て序章にすぎません。結婚生活が始まってからがスタートだと考え、どんな気持ちで毎日を過ごすのかが大切です。幸せになれるかどうかはあなた次第です。

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