スポーツ界での成功を収め、美しい妻、そしてかわいい子どもと若くして多くのものを手に入れた瀬戸大也。順風満帆の彼の起こしたホテル不倫に世間がざわついています。
若き成功者が利用したのは安いラブホテル。しかも、子どもの保育園送迎までの短時間を「有効利用」したというから驚きです。イクメンがケチ不倫?高級外車でラブホテル?
安定した生活を持つ裏で、彼はなぜ不倫をしたのか。男はなぜ、美人でよくできた妻がいても外に快楽を求めるのかについて検証します。
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人がうらやむような円満な家庭を持ちながら不倫をする。それは一見、真逆の行動であるかに思えます。
今回のパターンは、まさに家庭でも仕事でも成功しているとされながらの不倫。
問題などなさそうな家庭をもっているのに、なぜ男は不倫をするのかについてみていきます。
不倫をする。その根本的な理由のひとつは、何かしら満たされないことがあるからです。家庭や仕事におおむね満足していれば、誘惑を受けても心はそちらに動きません。
周りから見れば、美人妻や高級外車は幸せの象徴であるかに思えます。しかし、「幸せ」とは個人それぞれの感じ方であって、周囲からみて素晴らしいと思うことも、本人にとって本当に幸せであるかどうかはわからないのが実際です。
周りがいう「幸せ」を自分の「幸せ」に結びつけただけの人は、人生に不満や虚しさを感じる傾向です。「何でも持っているのになぜ自分はまだ満たされないのか」ということに本人自体が戸惑っている可能性さえあります。
自分が本当に望んでいるものが何であるのか。それは人生最大のテーマです。若くして地位や名声、お金が手に入ると、勝ち組の象徴である「美しい妻」「高級な車」などを求めることがあります。しかし、それらを手に入れたからといって本人が求めている「幸せ」がセットでついてきて心が満たされるとは限りません。
あらゆるものを持ちながら満たされない。だから、心の隙間を埋めるものを求めてしまう。それが、人によっては新たな恋「不倫」であったりします。
自分の本当に求めているものがわかっていない男性は、今回のような「行動にギャップのある不倫」に陥ることがあります。
若いころから注目を集めてきた人は、当然のこととして異性からも注目されやすく、いわゆるモテることが多いでしょう。恋愛のチャンスは多いので自然と恋の駆け引きを身に着けていきます。若いうち、シングルのうちはそれを楽しんだところで問題にはなりません。
通常であれば、結婚し家庭を持つことで恋愛ゲームは終了となりますが、家庭人となってからも「モテ」が続く有名人などは、恋愛や婚外セックスを継続してしまうことがあります。
このタイプの男性の多くは、結婚前も「結婚前提の相手」と「遊びの相手」を区別してお付き合いしています。そのため、結婚前と同様「家庭」と「楽しみとしてのセックス」を別と考えている可能性が高いもの。本人にしてみれば、自分が個人で楽しむことで周囲に大きな影響があるとまで考えていません。よって、今回のようにマスコミに騒がれて初めて、大変なことをしたらしい。と気づく感じです。
恋愛を楽しみのひとつととえている男性は、どんなによい家庭、素敵な妻がいても後先を考えずに不倫をすることがあります。
成功者は当然のことですがそれなりに失敗も重ねています。しかし、若くして成功を手にした場合は、それほど苦労なく歩んできている可能性があります。
自分が望み、努力することでそれが手に入ってきた。その成功体験は人生そのものの考え方にも通じます。目の前に素敵な女性がいて、関係を持ってもよいと相手が良いと言うのであれば、自分がそれをしても問題ないと考えます。自身の行動によって傷つく人がいたり、取り返しのつかないことになるかも、とまで考えが及ばずに。
スポーツ界など結果が第一の世界で生きていると、結果さえ出していれば、何をやっても許される、許してもらえると考える人もいます。
育児を実行し、家族によい暮らしを与えているのだから、少しくらい好きなことをしてもよいだろうという甘え。
俺はやるべきことはやっているのだから、多少のことは許されるという考えが今回のような火遊びを引き起こしていることがあります。
今回の騒動は、「不倫」というにはちょっと違和感があります。詳細はわかりませんが、単純に肉体関係だけなのであれば、精神的なものが深く絡んだ不倫恋愛とはかけ離れたものでしょう。
社会的動物である我々人間にとってセックスは単なる生殖本能からくる行動ではありません。人間関係がしっかり築かれ、精神的にも十分に理解し合っている男女の営みのひとつの行為としてセックスは位置づけられています。
しかし、ネットなどを見ると、「体目的の男性がいる」「セックスフレンドの存在」など、あたかもセックスをそれ単体で考える人がたくさん存在するかのような情報が溢れています。
女性サイドとして「体目的の男性」の存在は認識しておく必要があり、気を付けることは当然です。しかしながら、世の中の男性の誰もが、割り切ったセックスができると考えるのは行き過ぎです。
しかし、男性の中には、この情報を受けて「セックスと精神的なつながりは別ものだと考えるのもアリ」と認識し、それを実行している人が存在します。
今回のようにコンビニエンスで肉体関係だけの不倫を実行する男性は、セックスを単純に快楽のための手段と考えてもよいととらえているということ。彼らの行動は、アダルト情報に誘発された動物還りの行動であるといえるでしょう。
今回の一件を受けて渦中の夫婦の行く末についてはわかりません。しかし、自身の身に置き換え、もし同様のことが起こった場合、不倫をした夫を信じることができるでしょうか。
夫の不倫が発覚した場合の対処方法として、離婚以外に大きくふたつの道が考えられます。ひとつは、もう一度相手を信じてやり直す手段ですが、今回のような、単純に体の関係を軸にした不倫は再発性が高いといえます。身も心も捧げるような不倫恋愛とは違い、同様の考えをもつ異性とタイミングがあえばまたすぐに同じことは起こり得るからです。場合によっては今回許してもらえたという成功体験が元となって、許してもらえると刷り込まれてしまうことさえあります。
軽い不倫を繰り返す男性は、根本的な考え方を変えない限り行動は収まりません。配偶者が取るべき行動としては、許すか許さないかではなく、見守るような気持ちで夫の心根を動かすよう共に努力することです。彼の望む本当の幸せとはなにかを追求すること。人間関係とは何であるのかについて、しっかり二人で紡いでいくことができるかどうか。それが、今後の夫婦関係のポイントになるでしょう。
難しいのであれば、彼の行動をありのままに受け入れて諦めて過ごすというのもひとつです。
ひと昔前、「不倫は文化」なる名言を放った有名人がいました。文化とは、人間が人間ゆえに社会の生き物として作る行動であり様式のことです。この意味をもってすれば、自分の欲求をベースに起こす不倫という行動は動物的で「文化」から最もかけ離れたこと。
人間社会において、出来心やストレス解消を理由にするセックスで傷つける人はあっても、幸せになる人はいません。
社会を考え、周囲を意識したら不倫なんてできません。自分の本能に正直に、ありのままに生きていれば起こるのが不倫。「不倫は文化」ではなく、「不倫は自然」なのです。