「共依存」という言葉を耳にすることがあります。お互いがパートナーに依存し、心の均衡を保っている状態を「共依存」といい、恋愛関係や親子関係、親族関係などあらゆる人間関係でみられます。ここでは男女間の共依存にスポットをあて、そこにある問題について、また共依存にある二人を別れさせる方法と今後のサポート方法について解説します。
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人間関係、特に関係が近くなればなるほどある程度の依存は生まれます。男女関係においてお互いが依存しあっているのは通常のことですが、それが過度になり心理的な負担になったり苦しみを感じるようであれば共依存とよばれる状態で、問題がでてきます。
共依存とは、愛されるために自分を犠牲にして奉仕したり、尽くすことで相手を無力化し自分がいなければならない状態を作り、相手を支配する状態です。依存させることで依存すること。
共依存の行動の根本には、自分自身の気持ちではなく周囲の評価や相手の反応によって自分の価値を決めようとするなどの問題をはらんでいます。
具体的には、恋人が自分を頼りにすることによって、自分は愛されている、価値があると感じる。相手が喜ぶだろうことをすることで、自分が満たされ、思う反応を相手がしなければ落ち込むなど。
共依存で起きる精神的影響には、自分が奉仕しても期待する結果が得られないためどんどん苦しくなっていくなどがあります。
共依存のカップルにはある特徴があります。いずれの特徴も、通常の男女関係において少しはあるものですが、それが度を越していれば共依存となります。
共依存のカップルの特徴についてみていきます。
共依存のカップルの特徴として「私がいないとダメなの」「私がやってあげないと」などの発言をしたり、考えを持っているなどがあります。
カップル間での問題については、それを乗り越えるためにはお互いが努力するというのが通常です。また、パートナーの個人的な問題、たとえば健康的な要素や経済的なこと、生活全般などは、たとえカップルであっても介入できず本人が解決すべき問題です。
共依存になると、相手が解決するべき領域に踏み込んで自分流に助けようとします。結果、助けを受ける側は自分で解決する努力をすることがなくなり、助けた側は思うように物事が運ばず余計に苦しむというループに。
「私がいないと彼は(彼女は)ダメ」という発言は共依存の特徴です。
人間関係の事情はそれぞれです。カップルであれば形に定型はありませんのでお互いが納得していれば、それが二人の形です。大切なのはお互いがその状態に「納得・満足」しているかどうか。
例えば、どちらか一方だけが社会で働いてもう一方を扶養する場合があったとします。扶養する側、される側の両者がそれでよいと考え、自分の希望と意志でそうしているなら問題なし。
しかし、「相手のために」「自分がそうすれば相手が喜ぶから」という理由を原動力にして本心ではそれをしたくないのに、自分を押し殺してそうしているのであれば共依存につながっていきます。
「本当は望んでいない」でも、相手のためにこの状況に耐えていて、それが二人のためと考えているのは共依存カップルの特徴です。
本来であれば特殊な事情をのぞいて、生活するうえで自分でできない事柄はありませんし、自分のできる範囲で生きていくのが通常でしょう。
相手の事情や状況を勝手に斟酌して、「やってあげる」「与えてあげる」。また反対に「与えて欲しいと望む」などは共依存の特徴です。
相手は望んでいないのに、自分の尺度に嵌めてそれにあてはまらないことを与える、先回りしてやってあげるなど。
パートナーを過度に甘やかしたり、頼りすぎたりしているのであれば要注意です。
自分の周りの大切なひと、家族や友人が共依存恋愛の渦中にあるなら助けてあげたいと思うもの。
しかし、当事者は自分が間違っているとは思わないため共依存を理解させて抜けさせるのは簡単ではありません。
共依存から別れさせる具体的な方法についてみていきます。
共依存恋愛をしている人は、恋愛で頭がいっぱいです。寝ても覚めても恋人のこと、二人のことが頭から離れません。
共依存恋愛から引き離すためには恋愛以外の楽しみに誘いこむのが一番です。
しかし現代は携帯電話など、すぐに相手と繋がれるものが常に近くにあるため、恋愛を遠ざけるのは至難の業。
恋愛から離れさせるには、気を紛らわせるものを与えるのがひとつの方法です。
映画や観劇など物理的に連絡をとらない時間をもたせる。スポーツや習い事など集中することに誘うなどが有効。動物の世話をさせるなどもよいでしょう。
最初はなかなかその気にならないものですが、徐々に楽しみ方がわかればそちらに気持ちの向く時間が増えていきます。
恋人の悪い点、二人の関係の問題点を自分で考えるよう仕向けるのがおすすめです。
とはいえ、共依存している恋人の悪口を直接投げかけても受け入れられることはなく、むしろ火に油を注ぐことになります。
ですので、あなたや他の人の話しとして恋愛話しを相談してみるなどで、問題について考えさせるよう持っていきましょう。
他人の相談と思えば客観的に考えることができます。そして、考えるうちに実は自分に当てはまるかもとふと気づくことがあります。
別の事象を考えてもらうことで、共依存に気づかせるのが有効です。
共依存に陥ったひとは「相手のため」を常にもって行動しています。しかし、その考えのさらに奥には「相手のために行動することで自分が報われる」という望みがかくれています。すなわち、自分が幸せになりたいという願望が根本にあるのです。
そこを刺激することで共依存の恋愛から引き離すようにもっていきましょう。
未来のことや希望について何気なく話し合い、これからのことを想像させることが大切です。直近の未来には現状の恋人が見え隠れしますが、もっと先を考えるよう誘導することでそこにいきつくために本当に大切なものは何かを感じてもらうという方法。
幸せな未来のために今自分が自分のためにできることは何かを一緒に考えることで、今の恋について認識させてみましょう。
「共依存」という特殊な状態にある人の気持ちにアプローチするのは、簡単ではありません。状況によっては素人がいくら手をつくしてもどうにもならないことがあります。
そこで利用したいのが別れさせ屋。
別れさせ屋は様々な角度から手を尽くして男女を別れさせるためのサービスを提供しています。
心理誘導はもちろん、共依存している相手に異性を接近させるなどして「別れるしかない」状況に追い込むことで、二人を引き離します。
別れさせ屋を使えば、本人たちにしてみれば自然発生的に別れることになりますので、別れさせを依頼した人が無用の恨みを買うことがないという利点もあります。
どうしても、共依存から救い出したいと考えるならプロのサポートを検討してみるのもひとつでしょう。
共依存になる人は、自分に自信が持てない、自己肯定感が低いという特徴があります。
健全な恋愛は、相手の存在そのものを認め合い好ましく思う感情が下地にあり、見返り無く思いやりをもって接したり、相手の気持ちを受け止めたりして続いていきます。
共依存の状態は、自分が何かを相手に与えることで愛されたい。必要とされたいという気持ちが元にありますので、無意識に「愛情のギブアンドテイク」思考を持っています。
そして、見返りを期待しながら与えるため、思う反応がないと悲しみや辛さを感じて苦しみます。
完璧主義者や、自意識が高めの人、形にこだわりすぎる人も共依存になりやすいといえるでしょう。
家族や友人など大切な人を共依存恋愛から救い出すと決めたなら、別れさせからその後まで手助けをすることで、本人の立ち直りを促進することができます。
共依存の恋人と別れさせたあとのサポート方法についてご紹介します。
共依存になる人は基本的に相手に合わせようとしたり、自己主張を抑えたりする優しい人柄であったりします。
社会で生きて行く上で周囲の人に合わせることは非常に重要ですが、同時に自分軸で物事を判断することも必要です。
共依存の相手と別れさせたあとは、できるだけ自分のしたいこと、本当の欲求を理解して行動に移せるようサポートしてあげてください。
まずは一人で行動し、自分の欲求を満たす訓練をしてみるよう誘導するのがおすすめです。一人で行動することで、自分の欲求と他人を満たすことの境界線がわかるようになって共依存体質から離れる一歩になります。
人間の価値観は周囲からの影響と、自身の経験によって作られます。共依存恋愛を経験してしまうと、本人にとってはそれが恋愛の形と刷り込まれてしまっている可能性がありますので、それを解くようサポートしましょう。
人を愛することとは相手のして欲しいことをして喜ばせることではなく、そのままの自分で相手を愛し受け入れること。自分のしたいことをすること。シンプルな思いやりをもつこと、という考えにシフトできれば、今後の恋愛で同じ轍を踏む可能性を回避できます。
分かりやすい映画や小説などを介して、少しづつ刺激を与えて恋愛についての価値観が変化するよう促すなどの方法がおすすめです。
共依存カップルの特徴や問題点、別れさせる方法と立ち直らせるためのサポートについて解説しました。
人間関係には多少の依存はつきもので、相手のためを持って行動するということも必要なことです。しかし、それが過剰になれば健全な人間関係は成り立たず、お互いの精神を蝕んでいくことにつながります。
共依存は渦中にある人が自分で抜け出すのは難しく、自分が共依存状態にあることを理解していいないこともあります。友人や家族など大切な人がそれに陥っているのであれば、手助けをして救える可能性があるでしょう。
身近な人の危機を感じたときのために、サポートできるよう知識と方策を持っておくと安心です。