不倫の末に彼を略奪!苦労の甲斐あって彼と結ばれたものの、結婚式を挙げるべきかどうか悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
式を挙げても家族や友人は参列してくれるの?欠席者は?スピーチでは何を話すべき?と、不安なことも多いと思います。
今記事では、略奪婚で結婚式を挙げる場合懸念しておきたい点や、そもそも式を挙げるべきなのかどうか、挙げる際に気をつけたいポイントなどについて調査してみました。
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まずは、実際に略奪婚で結婚式を挙げた時に実際に起こったトラブルの事例を紹介します。
略奪婚の友人女性の結婚式に参加した時の話です。新郎側が前妻との子供を引き取った形での略奪婚だったのですが、結婚式の最中にその子供(小学生)が突然暴れ出して、なんと新婦目がけてジュースの入ったグラスを投げつけたのです。
その子は続けて「お父さんとお母さんを返せ!」と叫び、狂ったように料理を投げつけながら大暴れ。新郎両親がなんとか抑えようとしたのですがなかなかおさまりません。
自分から母親を奪った新婦がよほど嫌だったんだろうなとその子が可哀想でなりませんでした。親の不倫に振り回された犠牲者と言えるでしょう。 「妊娠略奪婚」に新婦の友人が激怒 自分から母親を奪った新婦がよほど嫌だったんだろうなとその子が可哀想でなりませんでした。親の不倫に振り回された犠牲者と言えるでしょう。
疎遠だった友人男性の結婚式に行った時の話です。披露宴会場で集まった新郎の友人は、自分も含めて全員高校の同級生でした。
どうも全員新郎とは疎遠だったらしく、会社の同僚は新郎上司らしき中年男性しかいない様子で、その人もなぜか「納得できない」といった表情で着席しています。新婦側の参加者は両親と兄弟しかおらず、新郎の親戚の方からは、愚痴り合う声が聞こえました。
そして式が始まると、お腹の大きな新婦と硬い表情の新郎が登場。どうやら新郎はバツイチらしく、新婦の方が妊娠したことで略奪婚になったとのことでした。
疎遠の友人しか呼べなかったのも体裁が悪かったから。自分を含め呼ばれた者はいい気はしませんでしたが、スピーチをした新婦の友人はそれよりはるかに腹を立てていた様です。
スピーチで「不倫の末の結婚など聞かされていなかった」と怒りを表にし、「もう連絡してくるな!」と新婦に向かって叫び、会場から去っていってしまいました。
同僚が職場の上司と略奪婚することになった時の話です。私は同僚にずっと「不倫を止めろ」と説得していた側でしたが、上司の奥様が精神的に病んでしまい身を引いたとの事でした。
上司の離婚が成立した後、同僚は事もあろうに盛大な式を挙げることを決め、明らかに喜びを隠せない様子で招待状を職場の人間に配り始めたのです。
私は当然祝福できなかったので、出席できないという旨を同僚に伝えました。しかし「出席してほしい」としつこくせがみ、それどころか「奥さんが離婚してくれたおかげで結婚式ができる」などと言い出したのです。
カッとなった私は、彼女を思い切り平手打ちしてしまいました。もちろん式には出席していません。職場で1番仲の良い同僚だったのに、本当に残念です。
略奪婚で結婚式を挙げる時に懸念しておいた方が良い点については、以下のものが考えられます。
略奪婚とは言え大好きな人と結婚式を挙げるのですから、身内や友人に祝福されたいと思う気持ちはあると思います。
しかし、略奪婚で結婚式を挙げるのなら、「必ずしも周りの人達に祝福してもらえるとは限らない」ということをきちんと頭に入れておきましょう。
先ほどの体験談でもお話した様に、略奪婚で結婚式を挙げた場合、会場の雰囲気が良くなかったり、参加者に祝福してもらえなかったりするケースは十分に考えられます。
略奪婚なのに結婚式を挙げることに関して否定的な人もいるので、呼ぶ人を決める時はよく考えて選びましょう。
略奪した側にとって、略奪相手の元パートナーの存在は時に脅威となってしまうもの。最悪の場合、結婚式を壊そうと邪魔をしてくる可能性も考えられます。略奪相手の元パートナーに執着されている場合は特に要注意です。
略奪相手の元パートナーに結婚式を邪魔されないようにするには、遠方の地域や海外など、その人がなかなか来られない場所や、相手に見つからない形で結婚式を挙げる方法などでいくしかありません。
表面上は和解している相手だとしても、腹の中ではどんなことを思っているかわからないものです。略奪相手の元パートナーを結婚式に呼ぶのはやめておきましょう。
自分の両親や相手の両親に結婚を祝福して欲しいと思うのは当然の事です。しかし不倫からの略奪婚の場合は、お互いの両親に結婚を反対されることが考えられます。結婚式を挙げたとしても、両親が出席拒否というケースも少なくありません。
一般的には、略奪婚というものに良いイメージを抱いている親は少ないです。不倫や略奪に強く嫌悪感を持っている親の場合は、結婚式どころか結婚の時点で説得が大変になることでしょう。
一般的に、略奪婚で結婚式まで挙げることについては良い印象を持たれにくいもの。元は不倫だったり、他人の恋人を奪ったりした上で成り立った結婚なので、「挙式するなんてどうかしている」というイメージが強いのです。
せっかく式を挙げることができても、式の最中に空気が悪くなったり、参加者によるトラブルが発生したりする可能性があります。
周囲からの印象が気になる場合や、トラブルは極力避けたいという場合、新郎と新婦だけでこっそり結婚式を挙げるという選択肢もアリでしょう。
不倫には確かによいイメージはありません。しかし「世間体が悪い」というだけで結婚式を挙げることを諦めようとしているのであれば、もう一度考え直してみてください。
略奪とはいえ成就させている以上、不倫のけじめをつけることはこれからの2人にとって意味のあるものとなるはず。その為の一つの方法として、結婚式を挙げるという選択は決して間違いではありません。
結婚式の形は夫婦により様々です。家族や友人を呼ぶのが後ろめたいのであれば、 2人だけの挙式や、写真だけで済ませるフォトウェディングという選択肢もあります。
お互いに結婚式を挙げることを望んでいて、かつ誰かを招待したいというのであれば、この結婚を反対していない人や、心から信用できる家族・友人を呼ぶという形で挙式を行う形でも良いでしょう。
「他人のパートナーを略奪した」という事実は、あなたが背負っていかなくてはいけない過去ですが、だからといって幸せになってはいけない、祝福してもらってはいけないなんて決まりはありません。
確かに不倫という歪な始まりからの結婚であるかもしれませんが、せっかくご縁あって成就させることができたのですから、頑張って幸せになる努力をしてみてください。
ここでは、略奪婚で結婚式を挙げる時に失敗しにくくする為のポイントを項目別に解説していきます。
略奪婚の場合、結婚式及び披露宴に呼ぶ人数はなるべく少人数にしておく方がベターではあります。事情を知っており、それでもなお祝福してくれる人に限定して招待することで、式中の不幸なトラブルを避けることができるでしょう。
ごく親しい親族のみか、家族だけの結婚式も最近では珍しくありませんし、どうしても参加者を集められそうにない場合は2人きりで結婚式を挙げるという方法も。2人だけの挙式であれば、周りの人達への後ろめたさなども感じずに済みます。
略奪婚の結婚式でありがちなトラブルでは、参加を断られたり、参加者にドタキャンされたりといったものがあります。こうした事態を防ぐ為に、始めから信頼できる人のみを招待するようにしましょう。
もし家族や友人・会社の人等を招待して行う挙式の場合は、新郎・新婦スピーチも行う必要が出てきます。
馴れ初めが特殊なだけにスピーチの内容には悩むかと思いますが、気を遣って長々と話す必要はありません。基本的には通常の結婚式と同様に、以下の3つについて簡潔にまとめて伝えるだけでOKです。
なるべく不倫の事実や相手の元パートナーのことには触れず、招待客に向けて参加してくれたことへの感謝の気持ちと、「楽しい時間をお過ごし下さい」という気持ちを丁寧に伝えることを目的としたスピーチ内容にしておくのがおすすめです。
馴れ初めが馴れ初めなので、結婚式に招待しても相手に断られてしまう可能性もあります。一般的に不倫に良いイメージを抱いている人はいない為、断られることもある程度想定内としておいた方がよいでしょう。
注意点として、断ってきた相手に対して悪態をついたり、しつこく参加を迫ったりするようなことは絶対にしないようにしてください。ただでさえあまり良くない印象を持たれていた場合、さらに悪化しかねません。
不倫の末の結婚ですから、身内・友人・会社の人などで誰かしら反感を持っている人がいる可能性は高いです。参加者が集まらない恐れもあり、盛大に披露宴をするのは難しいかもしれません。
また、参加者によるトラブルが起きる可能性もありますし、事情を知らない参加者に不倫の事実を伝えようとする人が出てくるかもしれません。それによりデメリットを被ることになっても構わないのであれば、盛大な披露宴を挙げること自体は可能です。
人の噂も七十五日と言いますし、不倫のマイナスイメージも時が経てば少しずつ薄れていくものです。
ここは日にち薬の力を信じて、ある程度時間が経ってからの結婚式・披露宴がおすすめ。挙式までに数年ほど時間があれば悪い印象もだいぶ薄れていくでしょうし、それまでに自分達が変わらぬ愛を貫いていく姿勢を周囲に見せ続けていれば、時間はかかっても関係を認めてもらえる日が来るかもしれません。
たとえ略奪婚であっても、結婚式をすることは間違いではありません。むしろすべてをリセットし新たな道を歩む為の一つのけじめとして、結婚式を挙げるという選択をしてもよいでしょう。
しかしその挙式の仕方については、よく気を遣って計画していく必要があります。
家族や友人、会社の人達からどういった印象を持たれているかをよく考えた上で、2人だけでの挙式にする、少人数での挙式にするなどを考えていきましょう。