メンヘラの妻と離婚したい・別れたい方に贈る具体的な方法

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「メンヘラな妻と離婚したいな」

「メンヘラ妻とどうやったら離婚できるんだろう」

とお悩みの人もいるのではないでしょうか。

メンヘラ気質のある奥さんと別れたいという男性は少なくありません。

しかし、夫婦関係を簡単に解消することは難しく、さらに相手がメンヘラの場合の離婚のハードルは非常に高いと言えます。

そこでこの記事では、メンヘラ妻と離婚したい人に向けて、離婚するまでの方法について詳しく解説をしていきます。

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メンヘラ妻と離婚したい理由

まず、メンヘラ妻と離婚したいと思っている理由を考えることで、自分の気持ちを整理してみましょう。

その主な理由は以下の3つです。

それでは、詳しく解説していきます。

精神的に疲れる

メンヘラ妻と離婚したい大きな理由の一つとして、一緒にいると精神的に疲れることが挙げられます。

それは、メンヘラ妻の気分の変化についていくのが大変だからです。

メンヘラ妻は精神状態が不安定で、感情の起伏が激しいという特徴を持っています。

それまでニコニコしていると思ったのに、ちょっとしたことが原因で急に怒り出したり、泣き出したりすることはめずらしくありません。

たとえば、待ち合わせをしている相手が1分遅れただけで「私のことなんてどうでもよくなったんだ!」「私のことばかにしてるんでしょ!」と憤慨する人がいます。

それなのに、その友達が自分にプレゼントを用意してくれていたと知ると「やっぱり私の親友は◯◯しかいないよ」と、それまでの態度がうそのようにうれし涙を流すのです。

メンヘラ妻はこのように気分次第で態度がコロコロと変わるため、一緒にいる人はその地雷を踏まないように、常に気を張っていなければなりません。

そのため、メンヘラ妻を持つ人は精神的に疲れてしまい、離婚を考えるようになるのです。

自由がない

自由がないと感じることも、メンヘラ妻と離婚したいと思う理由の一つです。

常に妻に気を使わなければならず、夫が自分の時間を取れないからです。

メンヘラ妻はいわゆる「かまってちゃん」。

自己肯定感が低いため、自分が愛されているという実感を持ちにくく、すぐに夫の浮気を疑ったり愛情を確認したがったりと、夫のことを強く束縛する傾向があります。

たとえば、以下のような例が挙げられます。

このようにメンヘラ妻は、夫からしたら監視されているとすら感じるような束縛を平気でしてきます。

夫はそんな妻のせいで自分には自由がないと感じ、離婚したいと思うようになるのです。

子どもに悪影響をおよぼす

子どもに悪影響をおよぼす可能性があることも、メンヘラ妻と離婚したいと思う大きな理由の一つです。

子どもは不安定な家庭環境で育つと、将来的にも問題が起きる可能性が高いからです。

メンヘラ妻のターゲットとなるのは主に配偶者や子どもであり、特に自分より立場の弱い子どもには強く出る傾向があります。

たとえば、「将来のためにお受験頑張ろうね」「あの子とは付き合っちゃだめよ」などと、子どもの気持ちや都合も考えず、よかれと思って自分の考えを押し付けるのです。

子どもが自分の言う通りにすると「さすが◯◯ちゃん、お母さんの子だわ」と機嫌がよくなりますが、その背景にあるのは「この子のためにやってあげた」という自己陶酔だけ。

そのため、拒否されると「あなたのためを思って言ってるのよ!」「お母さんはこんなにあなたのことを考えてるのに!」「もう家出する!」などと、怒り狂ってしまうのです。

こうした情緒不安定な母親を小さいころからそばで見ていると、子どもの心も不安定になり、周囲に当たったり、将来その子もメンヘラになったりする可能性があります。

このように子どもに悪影響をおよぼすことも、メンヘラ妻と離婚したいと思う重要な理由の一つです。

離婚以外に現状を解決する選択肢はあるの?

とはいえ、メンヘラ妻との離婚の難易度や子どものことを考えると、なるべく離婚はせずに解決したいと考えている人もいるのではないでしょうか?

離婚以外で現状を解決する選択肢としては、メンヘラ妻に心療内科や精神科を受診させることが挙げられます。

専門の医師から治療やアドバイスを受けることで、状況が改善する可能性があるからです。

メンヘラの人は、境界性パーソナリティ障害という病気である可能性があります。

境界性パーソナリティ障害とは、感情や行動、対人関係が極めて不安定であり、社会生活を送るうえで著しく支障をきたしてしまう病気です。

しかし、この病気だった場合、心療内科や精神科で適切なカウンセリングや投薬を受けることにより、症状が改善する可能性が高いと言えます。

ただし、この方法は、自分の状態を自覚し、治療を受けて治すという意志が本人にあることが前提です。

したがって、本人にその意志がなければ、離婚の方向で考えなければなりません。

離婚以外で現状を解決したいと思っている人は、このように心療内科や精神科を受診させることも選択肢に入れておきましょう。

メンヘラを理由に離婚できるの?

それでは、メンヘラを理由として離婚することはできるのでしょうか?

妻がメンヘラという理由だけでは離婚は認められませんが、メンヘラに伴う法的な離婚事由があれば離婚できる可能性があります。

もし妻のメンヘラだけを理由に離婚したい場合は、話し合いや離婚調停による双方の合意が必要です。

これは、法律に基づいて離婚が認められるケースが限られているからです。

民法第770条では、以下の5つの事由のいずれかに該当すれば、離婚訴訟を起こすことができると定めています。

(裁判上の離婚)

第七百七十条 夫婦の一方は、次に掲げる場合に限り、離婚の訴えを提起することができる。

一 配偶者に不貞な行為があったとき。

二 配偶者から悪意で遺棄されたとき。

三 配偶者の生死が三年以上明らかでないとき。

四 配偶者が強度の精神病にかかり、回復の見込みがないとき。

五 その他婚姻を継続し難い重大な事由があるとき。

2 裁判所は、前項第一号から第四号までに掲げる事由がある場合であっても、一切の事情を考慮して婚姻の継続を相当と認めるときは、離婚の請求を棄却することができる。

引用元:e-Gov法令検索「民法第770条」

この5つの法定離婚事由のなかで、メンヘラ妻と離婚したいときに関連がありそうなもの、関連づけられそうなものは一と五です。

一の「不貞な行為」とは、性交渉を伴う不倫のこと、五の「その他婚姻を継続し難い重大な事由」には、暴力や暴言、モラハラなどが該当します。

メンヘラ妻は情緒不安定で自己肯定感が低く、誰かに認めてほしいという気持ちから、こうした不貞行為やモラハラと思われる行為を行っているケースもめずらしくありません。

したがって、もしあなたが裁判でそうした行為の確実な証拠を提示できれば、離婚が認められる可能性が高いと言えます。

なお、四の「強度の精神病」というものもありますが、メンヘラがこれに該当する可能性は低いとされています。

以上のように、メンヘラだけを理由に離婚することはできませんが、メンヘラに伴う法定離婚事由があれば、離婚できる可能性は少なくありません。

メンヘラ妻と離婚する手順

メンヘラ妻に離婚を切り出す場合、逆上されたり泣いてすがられたりすることも予想されるため、しっかりと手順を踏み、対策をしておく必要があります。

メンヘラ妻と離婚する手順は以下の通りです。

それでは、順に確認していきましょう。

話し合い

メンヘラ妻と離婚したいときに最初にすべきことは話し合いです。

両者の意見や状況を明確にするためです。

まずはあなたたち2人で話し合いましょう。

あなたは、自分たちの現状に対してこう思っている、このままだと共倒れになってしまう、といったことを淡々と伝え、妻の意見や状況も聞きます。

ただし、メンヘラ妻は精神状態が不安定なため、まともな話し合いができない可能性も高いですよね。

そのため、なるべく妻の感情が落ち着いているときを見計らって話し合いを持ちかけましょう。

もし話し合いの最中に妻の感情が高ぶってきて、怒り出したり泣き出したりしたら、その時点ですぐに切り上げてください。

無理に再開しようとせず、何日か時間を置いてからまた話し合いの場を設けましょう。

そうすれば妻も冷静に考える時間が持てますし、あなたも話し合いのときの妻の様子をもとに作戦を練ることができます。

なお、離婚の申し出に怒った妻が暴言を吐いたり、暴力を振るったりする可能性もあるため、話し合いの際は録音や録画をしておくのがおすすめです。

まずはこのように当事者間で話し合ってみましょう。

第三者を交えて話し合い

当事者同士の話し合いだけで解決しない場合は、第三者を交えて話し合いましょう。

第三者の客観的な視点や専門的なアドバイスが必要な場合があるからです。

当事者同士で腹を割って話し合うことは大切ですが、ほかの人の目がないためメンヘラ妻がより感情的になりやすく、収拾がつかなくなるケースも少なくありません。

そういうときは妻やあなたの両親、共通の友人、弁護士やカウンセラーといった第三者に同席してもらうと、客観的・専門的意見がもらえ、冷静に話し合えることがあります。

なお、2人での話し合いのときと同様、トラブル防止のために話し合いの様子は必ず記録しておきましょう。

当事者同士の話し合いがうまくいかなければ、このように第三者を交えて話し合うという方法もあります。

調停離婚

それでも解決しない場合は離婚調停を申し立て、調停離婚を目指しましょう。

話し合いが決裂したのであれば、法的な手続きを通じて問題を解決する必要があるからです。

調停離婚とは、話し合いでは離婚の合意に至らなかったとき、もしくは話し合うことが難しいときに、家庭裁判所の離婚調停を利用して離婚することです。

離婚調停では、離婚するかどうかや、親権・養育費・慰謝料・財産分与・年金分割の割合といった離婚条件について、調停委員が双方の意見を聞き、調整してくれます。

ただし、相手が離婚調停への参加に応じない場合、調停は不成立となり、それでも離婚したい場合は裁判離婚に進まなければなりません。

参照:裁判所「夫婦関係調整調停(離婚)」

このように、当事者同士や第三者を交えての話し合いでも解決できない場合、調停離婚をするという選択肢もあります。

裁判離婚

それでもダメなら裁判離婚です。

離婚調停でも解決できない場合、最終的な手段として裁判が必要になるからです。

裁判離婚とは、離婚調停でも離婚の合意に至らなかったときに、家庭裁判所に離婚訴訟を提起し、離婚判決によって強制的に離婚することを指します。

参照:裁判所「離婚」

ただし、前述したように、法定離婚事由がなければ離婚訴訟は起こせません。

ここでもう一度、法定離婚事由を確認しておきましょう。

(裁判上の離婚)

第七百七十条 夫婦の一方は、次に掲げる場合に限り、離婚の訴えを提起することができる。

一 配偶者に不貞な行為があったとき。

二 配偶者から悪意で遺棄されたとき。

三 配偶者の生死が三年以上明らかでないとき。

四 配偶者が強度の精神病にかかり、回復の見込みがないとき。

五 その他婚姻を継続し難い重大な事由があるとき。

2 裁判所は、前項第一号から第四号までに掲げる事由がある場合であっても、一切の事情を考慮して婚姻の継続を相当と認めるときは、離婚の請求を棄却することができる。

引用元:e-Gov法令検索「民法第770条」

こうした法定離婚事由がない場合は離婚訴訟を起こせないため、当事者間での話し合いや第三者を交えた話し合い、もしくは離婚調停で解決するしかありません。

メンヘラ妻と離婚するための最終手段

上記以外でもう一つ、メンヘラ妻と離婚する方法があります。

その最終手段は、別れさせ屋に依頼をすることです。

ほかの方法では解決できない場合、またはメンヘラ妻と一刻も早く別れたいという場合、別れさせ屋を利用すれば、最終的な解決を図ってくれるからです。

メンヘラ妻の場合、前述したようにまともな話し合いができず、離婚調停にも応じない可能性は十分考えられます。

そのうえ、法定離婚事由がないとなれば、もはや八方塞がりですよね。

その場合の最終手段として、夫婦やカップルを別れさせることを専門としている別れさせ屋を利用するのです。

具体的には、別れさせ屋があなたに聞き取り調査をし、奥さんの好みだと思われる男性工作員を近づけ、ハニートラップで不貞行為の証拠を抑えるという方法が挙げられます。

ただし、別れさせ屋に依頼をすると費用が100万円以上かかり、必ず成功するという保証もありません。

したがって、別れさせ屋に依頼をするのは、あくまでも上記4つの方法で離婚できなかったときの最終手段だと思ってください。

参考記事:別れさせ屋を使って離婚したい

まとめ

この記事では、メンヘラ妻と離婚したい理由や離婚以外の選択肢、離婚する手順などを紹介しました。

メンヘラ妻との離婚は一筋縄ではいきません。

とにかく奥さんを刺激しないよう、この記事で紹介した手順を踏み、慎重に進めていくことが大切です。

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